メニュー

失神

[2018.01.08]

①動悸程度であまり前兆がなく臥位での失神は不整脈等要注意です。②労作時なら大動脈弁狭窄,肥大型心筋症、③体変時は左房粘液腫、④胸痛、呼吸困難は虚血性心疾患肺塞栓症、心臓タンポン症⑤背部痛は大動脈解離、⑥立ちくらみは消化管出血、外妊、卵巣出血等の貧血、パーキンソンやアミロイドーシス、糖尿病等の自律神経障害、⑦胸腹部不快感、発汗、吐き気等の前兆があれば神経調節性失神を疑います。咳、排便、排尿、嚥下、嘔吐、朝礼等の状況失神、5分以上の立位や過度の腸管伸展、採血時等の疼痛刺激で起こる血管迷走神経反射、頚動脈洞性失神の三つに分類されます。⑧頭痛はくも膜下出血。⑨めまい、複視、構音障害、嚥下障害、顔の痺れがあれば椎骨脳底動脈不全(狭窄による循環不全、プラークからの血栓、椎骨動脈解離、大動脈解離、鎖骨下動脈盗血症候群)を疑いますが頻度は少ないです。薬が原因のこともあります。

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME