たこいぼびらん [2017.12.08] 胃幽門前提部に好発します。びらん周囲の粘膜固有層(腺管と腺管の間、間質)に粘膜筋板から伸びてきた筋繊維が縦に走るため、びらん周囲の再生粘膜が隆起します。たこの吸盤に似ていることから名づけられました。中心の陥凹は発赤調で白苔を伴うこともあるが蚕食像などの悪性所見は認めません。 前の記事へ次の記事へ