延髄背側の吃逆中枢、横隔膜神経、迷走神経、交感神経、舌咽神経のいすれかへの刺激が誘因となります。48時間以上持続する場合、睡眠障害を伴う場合は基礎疾患を調べます、中枢神経疾患(脳血管障害、脳炎、頭部外傷)、迷走神経や横隔膜神経の刺激(咽頭炎、甲状腺腫、横隔膜下膿瘍)、胸部疾患(肺炎、肺がん、縦隔腫瘍)、心血管疾患(心筋梗塞、心膜炎、大動脈瘤)、消化器系(胃食道逆流症、食道がん、胃拡張、潰瘍、胃癌、肝炎、肝がん、胆のう疾患)。とりわけ胃食道逆流症は持続的吃逆の原因の50%を占めるとする報告もあります。