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パイエル板

[2017.12.21]

パイエル板は小腸にある孤立リンパ小節の集合体です。腸間膜付着対側に分布して回腸終末部に多くみられます。長さ5cm、幅1cmの小判型で組織学的には粘膜固有層や粘膜下層に腫大したリンパ濾胞の集簇です。上皮内にはM細胞が存在します。パイエル板はリンパ小節とともに粘膜免疫システムを担っています。内視鏡では島状の顆粒状または平坦な白色調粘膜として認められます。

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