放射線性大腸炎 [2017.12.06] 放射線照射治療が行われる際に照射範囲となる腸管および周囲の組織に生じる有害事象で、臨床上の問題は最終放射線照射から15ヶ月前後におこる血便です。晩期障害といわれます。動脈内膜炎による動脈壁の肥厚により微小循環障害を起こし直腸やS状結腸に粘膜易出血性、白苔を有する潰瘍を生じます。 前の記事へ次の記事へ