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Clostridium difficile感染症

[2017.12.05]

菌交代現象により異常増殖した当該菌が産生する毒素によって発症します、すべての抗生剤が原因となりえます。抗がん剤が原因のこともあります。典型的には下痢、発熱を呈します。病変はたいてい大腸全体にみられますが直腸からS状結腸が主な病変部位です。偽膜形成は約半数の症例で認めます。抗菌薬一週間程度での発症が多いが開始翌日でもありうるし、投与終了後8週間までは発症リスクがあるとされます。治療は抗菌薬の中止で改善がなければフラジール内服が第一選択です。重症例ではバンコマイシン内服です。不応例ではバンコマイシン内服、注腸、フラジール点滴を組み合わせます。

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