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腸間膜付着側、付着対側

[2018.01.04]

腸間膜付着側に病変を認める代表的疾患はCrohn病が挙げられますがその他の疾患はたいてい付着対側に病変を認めることが多いです。付着対側にはパイエル板が存在し、感染性症腸疾患の多く(結核やチフス、エルシニア等)、腸管ベーチェット病や単純性潰瘍はパイエル板から初期病巣が生じるため付着対側に病変を認めます。また血流障害によって生じる虚血性小腸炎でも血管から遠い位置の付着対側に主な潰瘍性病変を認めます。

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