院長ブログ
HbA1c
(2018.03.04更新)
ヘモグロビンにグルコースが非酵素的に結合(糖化)したものがHbA1cです。この検査は、グルコースは自由に赤血球膜を通過できること、赤血球内にはグルコースが結合する相手であるヘモグロビンが十分量存在する… ▼続きを読む
胃カルチノイド
(2018.03.04更新)
本邦の胃癌取り扱い規約第15版によれば内分泌細胞癌、リンパ球浸潤癌、胃底腺型胃癌等とともに悪性上皮性腫瘍の特殊型に分類されています。カルチノイド腫瘍と内分泌細胞癌は異型度が違うだけではなく、発生、腫瘍… ▼続きを読む
ナトリウムとカリウム
(2018.03.03更新)
低ナトリウム血症の臨床症状は無気力、筋力低下、嘔気嘔吐、食欲低下、興奮、見当識障害などです。転倒リスクが高まります。原因は水分の排泄障害(有効動脈容量の減少、抗利尿ホルモンの不適切分泌、腎不全、その他… ▼続きを読む
自己免疫性胃炎
(2018.02.15更新)
抗胃壁細胞抗体や抗内因子抗体などの自己免疫機序により、胃体部を中心とした胃底腺領域にびまん性の慢性炎症を引き起こして萎縮性変化を来たします。壁細胞の破壊により高度の低酸状態となりますのでD細胞からの抑… ▼続きを読む
萎縮性胃炎
(2018.02.10更新)
胃にピロリ菌が感染すると胃粘膜の表層部にある腺窩上皮細胞に好中球を主とする炎症細胞が浸潤して急性胃炎が生じます。感染後経過で炎症が持続しますとリンパ球や形質細胞が浸潤する慢性炎症所見を認めるようになり… ▼続きを読む
ピロリ菌未感染早期胃がん
(2018.02.09更新)
ピロリ菌未感染胃がんの頻度は1%前後と考えられています。
低分化型などのほかの組織型を伴わない印環細胞がんのみで構成されるがんでその特徴は①胃底腺と幽門腺の境界領域(胃角部を中心に胃体下部から前庭部… ▼続きを読む
バレット食道
(2018.02.05更新)
食道胃接合部は内視鏡的には、胃粘膜の縦走襞と食道側は棚状血管を、各々の上端、下端の指標にします。組織学的には食道下部の粘膜固有層の径100μm以上の粘膜に平行して縦走する静脈を、食道下部にのみ認められ… ▼続きを読む
好酸球性胃腸炎
(2018.02.04更新)
①粘膜、粘膜下層優位型(粘膜病変を主として、内視鏡所見は粘膜面の発赤、びらん、浮腫等です、胃では潰瘍病変が、大腸では微細顆粒状粘膜が特異的は所見のひとつとされています)、②筋層優位型(筋層病変を主とし… ▼続きを読む
検診エコーで胆のう壁肥厚所見を指摘され
(2018.02.03更新)
たら、胆のう腺筋症(adenomyomatosis of the gallbladder:ADM)は組織学的に胆のう壁内のRokitansky-Aschoff sinus(RAS)(オーストリアとドイ… ▼続きを読む
吐き気
(2018.02.01更新)
頭蓋内圧亢進(脳卒中、脳腫瘍、脳炎、髄膜炎、脳膿瘍、ライ症候群)片頭痛、筋緊張性頭痛、けいれん
めまい疾患(良性発作性頭位変換めまい、前庭神経炎、聴神経腫瘍、突発性難聴、メニエール病、乗り物酔い)
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