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院長ブログ

急性冠症候群 (2018.01.07更新)
症状のチェックポイントは性状、部位、持続時間、頻度、放散症状の有無、症状出現時の状況等が挙げられます。胸部の締め付け感、圧迫感、息苦しさが急に数分程度続きます。数秒程度では不整脈や心臓以外の原因の可能… ▼続きを読む

亜急性甲状腺炎 (2018.01.07更新)
上気道感染症状などのウイルス感染症状のあとに発熱、倦怠感や前頚部痛、前頚部腫脹、嚥下時等の甲状腺から下顎部、耳介後部に放散する痛みを認めます。痛みは反対側に移動することもあります。いまだ原因不明の疾患… ▼続きを読む

痛風、髙尿酸血症 (2018.01.07更新)
血清尿酸値が7.0mg/dlを超えると体内の溶解度を越えるため痛風発作が起こりやすくなります。ストレス、飲酒、激しい運動等脱水が発作の誘引となることも多いです。発作部位の違和感が先行こともありますが、… ▼続きを読む

甲状腺疾患 (2018.01.07更新)
甲状腺機能異常症には甲状腺中毒症と甲状腺機能低下症がありますが、その原因は多岐にわたります。甲状腺機能亢進症を伴うものにバセドウ病があります。抗TSH受容体抗体によって起こる自己免疫性甲状腺疾患で甲状… ▼続きを読む

CNS (2018.01.06更新)
CNS(コアグラーゼ陰性ブドウ球菌)は皮膚の常在菌です(黄色ブドウ球菌は通過菌です)。常在菌ですので感染症の原因となることは少ないですが主に三つの感染症の原因となることがあります。①血管カテーテル関連… ▼続きを読む

スティル病 (2018.01.05更新)
全身性の炎症性疾患で病因は不明です。発熱+皮疹やリンパ節腫脹、関節痛の鑑別疾患として感染症(特に感染性心内膜炎)やリンパ腫の除外が必要です。悪寒を伴う39℃以上の発熱も翌朝には平熱近くまで解熱する弛張… ▼続きを読む

CDS(crowned dens syndrome) (2018.01.04更新)
軸椎歯突起周囲の靭帯(環椎横靱帯)にピロリン酸カルシウムが沈着して石灰化を生じて偽痛風発作を起こし、急性の炎症所見を伴う高齢女性に多い頚部痛です。他の部位に偽痛風発作歴があることが多いです。発熱、頚部… ▼続きを読む

大動脈弁狭窄 (2018.01.04更新)
大動脈弁がリウマチ変化、動脈硬化による石灰化、二尖弁などの原因で開放制限を受けて左室から大動脈への血液の駆出が障害される病態です。65歳以上の3%にみられます。無症状で経過することが多いです、いったん… ▼続きを読む

腸間膜付着側、付着対側 (2018.01.04更新)
腸間膜付着側に病変を認める代表的疾患はCrohn病が挙げられますがその他の疾患はたいてい付着対側に病変を認めることが多いです。付着対側にはパイエル板が存在し、感染性症腸疾患の多く(結核やチフス、エルシ… ▼続きを読む

線維筋症 (2018.01.04更新)
消化管粘膜固有層の線維筋組織の増生です。粘膜固有層の間質に粘膜筋板の肥厚、不規則な立ち上がりからなる平滑筋成分および線維芽細胞などの線維性分の混合した成分として観察されます。直腸粘膜脱症候群や幽門側胃… ▼続きを読む

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